ガンダム

最近たまーに腐女子・・・いや違うSEEDが好きな人と話す機会がある。
アスランが可愛いんですよー」と彼女は言う。
だがしかし待って欲しい。ガンダムとはそのようなものなのだろうか(By朝日新聞

以下の文書はSEEDが好きな人を貶めるのが目的ではありません。また、僕はSEED及びDestinyを一話も見てません。あ、SEEDの最終話だけ漫画喫茶で見た覚えがある。

言っちゃ悪いが、僕も産湯をサイド3で使った生粋のジオンっ子です。ガンダムにかける情熱は多少は持ち合わせています。
まずは初代。これは外せません。アムロランバ・ラルマチルダ・アジャンなど魅力的なキャラとふれあいながら、また、シャア・アズナブルとのライバル関係を経ながら、戦士としても人間としても成長していく過程の魅力、また、アムロと共に成長するホワイトベースのクルーの生き様の魅力は、それこそ何百回も語られていますが、僕もそこの魅力を全くもって認めるものです。
また、モビルスーツのデザインもシンプルかつ魅力的。特にマッシヴなボディのドムや、特徴的なスタイルを持つギャンは、僕も大好きでプラモデルを作ったものです。
個人的にはククルス・ドアンの島のエピソードが映画版から外されたのが惜しいですが、まぁTV版を見れば済む事です。てか見たこと無い奴は今すぐに見ろレベルのアニメ。打ち切りになったので宇宙に戻ってからが詰め込みすぎ気味なのが惜しいです。可能ならば全51話全てを見たかった。
次にZ。これも外せません。外す事を許されません。カミーユの成長、クワトロのへたれぶり、また、Zガンダムの造形と言い、どこを見ても見逃していいエピソードなどありません。あまりにも暗いと評価される事が多い本作ですが、そのストーリー性は見る者を離さない力があります。
また、後のガンダムでも重要になる、いわゆるライバル役にも魅力たっぷりの面々をそろえました。ジェリド、ヤザン、マゥアー、ライラなどの敵役の魅力は、敵ながら視聴者の心を捉えて離しません。ボスキャラにもシロッコハマーンと言うアクたっぷりのメンバーを使い、ストーリーをぐいぐい引きずっていきました。
Zと言えば切り離せないのが悲劇のヒロイン。フォウ・ムラサメ、ロザミィ、レコア・ロンドと言った、カミーユとふれあい、分かり合いながらも立場の違いによって戦い、そして散っていったヒロイン達。彼女達も視聴者の涙を絞ります。もちろん、幼馴染のファも外せません。連戦、そして連続する悲劇が襲うカミーユを支え続けられたのは、案外ファのおかげかも知れないのです。そして数奇な運命からアーガマと運命を共にし、また、離れた事もある、エマ・シーンレコア・ロンド。彼女達女性陣の生き様もZのストーリーを綿密におりなしています。
最後に逆シャア。初代からの因縁の仲である、ある時は共に戦い、ある時は敵同士であった、シャアとアムロの最後のストーリーです。しかし当然登場人物は二人だけではありません。ブライトの息子ハサウェイ・ノアニュータイプ能力を発現させたクェス・パラヤ、強化人間ギュネイ・ガス、シャアの(おそらくは)恋人であったナナイ・ミゲル。悲しい最後を迎えたケーラ。彼らの運命も、アムロとシャアの最後の対決に向けて大きく揺れ動きます。
そして最後。νガンダムサイコフレームの光に包まれながら、アムロは、シャアは何を思ったのでしょうか。初代ガンダムからの二人の戦いを見ている者として深い感慨のため息をつきながら聞くBeyond the Timeは何回聞いてもいいものです。

これこそ生粋のガンダマーの正しい成長と言うものです。ガンダム語るなら最低限ここまで見てからにしやがれと小一時間(ry
ここまで見た後にSEED見たらどう思うのかしら。まぁ客層が違うんで無理だと思いますけど。
ちなみに、僕はアークエンジェルが大嫌いです。何が嫌いかって言うと

  • 武装にいちいち変な愛称がついてる(しかも言語バラバラ)
  • 回頭機動がCGで描かれてるのがぬめぬめしててすっごいうそ臭い(ロストユニバースのソードブレイカーのほうがCGクォリティ高かった気がする)

ってとこですか。後、上にも書いたようにSEEDの最終回見たんですが、

  • 何か困ると種が割れる
  • なんかすごいビーム撃ってばっかり
  • 戦闘でのバンクシーン多すぎ

で萎えてしまいました;

えーと、言いたいことほぼ全部ゆったのでもういいです。読んでくれた人、読みにくい文章でごめんなさい。