第1回 pdaXromって何?
海外じゃけっこう認知度があるpdaXrom、しかし日本ではほとんど無名です。僕のWikiでアンケート取ってみたんですが、インストールした事がある人が12人と言う。まぁ、見てる人も限られてるとは思うんですが。
と言う訳で、宣伝も兼ねて初心者向けガイドみたいなのを書いてみようって事です。後、今けっこうりなざうのコミュニティって散逸してるような印象があるので(海外だとzaurususergroup.comがあるんですが)、多少はそこらへんにも貢献できるかなぁ、と思ってたり。
pdaXromって何?
pdaXromは、SL-Cシリーズザウルス(いわゆるりなざう)の代替OSです。もともとから入っているシャープのOSを削除して、新しいOSをインストールしてしまいます。例えれば、パソコンに入っているWindowsを削除してFreeBSDを入れてしまうようなもんです。ですのでQtopia環境とは完全におさらばになります。
その代わり、以下のメリットがあります。
- 普通のXが使える。
- X/Qtよりかなり早い(xengineの値で100くらい違う)。
- クロックアップが楽。
- 内部のファイル構成なんかが普通にLinux。
- セルフコンパイル環境もあるでよ。
- 最初からかなり色々ソフトがついてくる(プリインストールソフトに関しては、Qtopiaに遜色はそう無いと思う)。
デメリットは
- Qtopia(libQt)にリンクしているソフトは使えなくなる。
- シャープのサポート外の行為になる(まぁ当然)。
- 日本語化する必要がある(これはまぁこういう事が好きな人も多いかも)。
- C3000にはまだ対応していない。
- USBでのsyncが出来なくなる。
ってとこです。ちなみに、現在の最新版は1.1.0 RC5です。RC(Release Candidate)とついていますが、非常に安定しています。
コミュニティ
手前味噌になるんですが、現状日本語の内容だと僕のWikiが一番詳しいです。
質問とかあったらどんどん書き込んで下さい。
紹介を書いてくれている人も出てきました。
海外だと、ここが一番でかいです。
アプリについてはどんどん書いていこうと思っています。「インストールするのはいいけど何に使えるの?」って人向けに。後、「インストールしたけど何しよう」って人も。
更新頻度
とりあえず毎週日曜更新って事で…