三つの勝利

斉美10-13駒大苫小牧
駒大苫小牧が乱打戦を制して、史上初めて真紅の大旗を津軽海峡を越えて持ち帰った。
いや、準決勝くらいから苫小牧応援してたんですけどね。準決勝の時点で大会始まって以来の快挙だったし。今日は全校生徒総出で応援に来てたそうで。
斉美はもう、苫小牧以外ならその野望をくんで応援したと思うけど、大会史上初の偉業がかかってちゃしょうがないな。
試合内容は決勝戦にふさわしく打撃戦。点を取って取り合う激しい展開になったが、最終回。野球の神様はとんでもないドラマを用意していた。
3点差、2アウト1-3塁。バッターは斉美の4番、鵜久森…
しかし平凡な遊フライに倒れ、彼の夏は終わった。同時に、苫小牧の優勝も決まった。
今年は本当にいい勝負が多くて、乱打あり投手戦ありサヨナラありで見所満点でした。また来年も熱いドラマが展開されることを祈って…



日本6-1ギリシャ
「勝って当たり前」の試合ほど、実は勝つのは難しい。慢心が心をむしばみ、知らないうちに隙を作っていくもんだ。しかし今日の日本代表は格下の相手にも横綱相撲で手堅く勝った。まぁ「終わってみれば楽勝」が一番って事で。
藤本は打撃こそバント狙いでぽpやらかしなどあったらしいが、守備では堅実に貢献している模様。良い良い。タイムリーサヨナラやらかしとかもう夢にまで出てきそうだしな。しかし日本代表になってから急にバントうまくなったな。どうしたんだ。

阪神7-3ヤクルト
昨日があんな勝ち方だっただけに今日真価が問われる、と書いたが、タイガース打線の力を発揮して快勝となった。
最初こそ2ランで先制されて「あぁ、今日もか」と思わせたが、その次の回に葛城スリーベース、鳥谷フォアボールと塁を埋めて、ピッチャー三東がタイムリー!赤星の打席でワイルドピッチがあり、もう一点を返し2-2と同点。
3回にも桧山・矢野で点を入れて調子に乗ると止まらない。4回も赤星のヒットから火がついて攻め上げる。この後は8回に今岡と桧山のアベックアーチも飛び出し、完全にヤクルトの息の根を止めた。
投げては初先発の三東が6回まで2失点の快投。その後を受けたサジッキーも9回裏に連打を食らう以外は好投を見せて、中継ぎとしての安定ぶりを見せ付けた。
これで連勝。調子に乗っていければ、Aクラス入りも夢じゃない。上位陣キラーになってがんばって欲しい。ひとつでも上の順位を目指していく姿勢こそが大事。絶対にあきらめるな、阪神タイガース